鯛の塩釜焼き
材料(2~3人分)
鯛(下処理済・ウロコ付き推奨)1尾(600〜800g)
粗塩 1kg
卵白 2〜3個分(約100ml)
薄力粉または片栗粉 大さじ1(結着補助・任意)
水 大さじ1〜2(固さ調整)
香り付け:レモン薄切り数枚/ハーブ(タイム・ローズマリー等)/昆布小片/生姜薄切り(お好みで)
下ごしらえ
1) 鯛は内臓とエラを外し、腹内をよく洗い水気を拭く(ウロコは付けたままが身離れ良し)。
2) 腹に塩少々をふり、レモン・ハーブ・昆布などを軽く詰める(詰め込み過ぎない)。
塩釜の作り方
1) 粗塩に卵白・薄力粉を加え混ぜ、指で握ると固まる“しっとり雪”程度まで水で調整する。
2) 天板にクッキングシートを敷き、塩を鯛のサイズに合わせて薄く(5mm程度)土台状に広げる。
成形・焼成
1) 土台に鯛をのせ、残りの塩で全体を覆う(厚さ8〜10mm目安、尾やヒレの先は焦げ防止にやや厚め)。
2) 表面を手で押さえ密着させ、ひび割れがあれば卵白塩を継ぎ足して塞ぐ。
3) 予熱済みオーブン200〜220℃で25〜30分焼く(1kg前後は30〜35分)。
4) 焼き上がり後、庫内または室温で5〜10分休ませる(余熱で芯までふっくら)。
割り方・盛り付け
1) 天板ごと取り出し、塩釜をスプーンや小槌で割る。割れた塩は丁寧に払い落とす。
2) 皮をめくり、身を大皿へ。香り付けにオリーブオイル少量+レモン、または酢橘・ポン酢を添える。
コツ
卵白はしっかり塩に馴染ませ、塩壁の“密閉”を最優先にする。
焼成の目安は中心温度60〜63℃、表面の塩がやや色付いて硬化したらOK。
焼き過ぎると身が締まるため、休ませ時間を含めて合計時間で管理する。
アレンジ
和風:腹に大葉・生姜・昆布


