長期保存のための下処理技術
プロの技で仕上げる長期保存のための下処理技術を解説。
活〆・血抜き→冷却
可能なら活〆。内臓は速やかに除去して血合い(背骨沿い)を丁寧に洗う。0〜2℃で保冷。
下処理(鱗・皮・骨の整理)
鍋用は“食べやすい一口サイズ”に。皮付き白身は皮目を残すと旨味◎。
臭み抜き・ぬめり除去
軽く振り塩(身重量の0.8〜1.0%)→10〜20分でドリップを出し、冷水で素早く洗う。
霜降り(湯霜)
80〜90℃のお湯に数秒くぐらせ→氷水に落とす。血栓・うろこ残り・ぬめりを除去し、冷却も同時に。
水分調整&下味
ペーパーで水気を完全に拭く。必要なら酒少量+塩ごく少量で下味(強く味付けしない)。
ポーション化
1回分ずつ小分け。鍋用“身”と“アラ(ダシ用)”は袋を分ける。